ひなげしのように

きなこ姫

2020年06月09日 20:59

            ひなげしのように  (作詞レイモン・アッソ 訳詞浅川マキ

薔薇は恋の花と人は言うけれど どうしてそんなにひなげしが好きなの

そのわけ今から聞かせてあげよう 
やさしくまどろむあの娘を見たのさ お日さまきらめく畑のただなか
薄着なので透けて見える胸のあたり匂うような 
          可愛い花が咲いていた ひなげしのような



その娘さんとひなげしの花が どうしてお前をワクワクさせるの

そのわけ今から聞かせてあげよう
やさしくうなずくあの娘を抱いてさ お日さまきらめく畑のただなか
二人だけの恋の塗れ場 見ていたのはひなげしだけ
         赤く頬を染めてた ひなげしだけ



それだけのことならありふれた恋さ それなのに何でお前は泣くのさ

そのわけお聞きよ一人の男が
なびかぬあの娘に刃物をふるった お日様きらめく畑のただなか
胸の上の白いコルサージュ(ブラウス)をひなげしのような赤い血で染めて
         まどろむがごと あの娘は倒れていた





             ひなぎくの季節です。大好きなシャンソンを・・・。
                    (尚、ひなぎくから阿片はとれません)





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